ハグキからの血が、、

こんにちは

 

姫路市飾磨区の三木歯科です

 

 

歯磨きをしたときに、ハグキから血がでたことがありませんか？

 

血が出ると磨くのをやめた方がいいのかな？

なんとなく怖いからそこを避けて磨こう　　と思うかもしれません。

 

しかし、血が出るからといって歯磨きをやめたり避けたりしてもいいのでしょうか？

 

ハグキから出血する原因を知ったうえで歯磨きを避けるのとではお口の中の健康が変わってきます。

 

 

多くの場合は

 

歯肉炎や歯周病によってハグキに炎症が起きることで出血が引き起こされています。

 

大まかにいうと、歯肉炎は歯周病の前段階の状態です。

 

また、歯肉炎は適切な歯磨きや毎日のケアで症状が改善することが多く、治療をしなくていい場合があります。

 

歯周病は名前の通り病気ですので治療が必要であり

ご自身のケアだけで治ることはありません。

 

 

歯肉炎は磨き残しなどによる汚れがハグキに停滞することでおきます。

 

歯垢、プラークが原因です。

 

歯垢をしっかりと取り除き歯の周りを清潔にすることで歯肉炎は改善されていきます。

 

歯肉炎がおこっていると歯磨き時に出血をしやすいです。

 

この場合にはハグキからの出血があっても

歯磨きをおこなって歯垢などの汚れを取ることが大事になります。

 

ただし、出血があるからといってそこを徹底的に力いっぱい磨くようなことはしないでください。

 

やさしく、時間をかけて丁寧に汚れを落とすことが大事です。

 

歯間ブラシやフロスといった清掃補助器具を使うのも非常に有効的です。

 

子どもも歯肉炎になりやすいです。

 

子どもの場合には、自分だけの歯磨きで汚れを落としきることはまず出来ません。

親御さんによる仕上げ磨きが重要になります。

 

歯周病になっている時には、ご自身のケアだけでハグキからの出血を抑えることは難しいです。

 

原因となる歯石を除去しないといけないからです。

 

歯石はハグキの上にある歯肉縁上歯石と

ハグキの中にある歯肉縁下歯石の二つがあります。

 

どちらも表面が凸凹して汚れや細菌が付着しやすく

ハグキに炎症を起こさせる原因になります。

 

歯石は固く歯にこびりついているので、歯磨きで取り除けません。

 

歯石を取る治療を歯科医院で受ける必要が出てきます。

 

歯石をしっかりと取り除き、ハグキの炎症を抑えることが出来ると出血しにくくなります。

 

食事や歯ブラシでハグキに傷が付いている場合も出血はします。

 

この場合は、痛みがあります。

 

歯肉炎や歯周病においては、痛みがなく出血することが多いです。

 

 

歯石は毎日しっかりとケアをされていても、月日が経つと多少は付きます。

 

定期的に歯のメンテナンスや掃除を受けましょう。

 

歯は毎日使うものです。

 

ご自身のケアはもちろん大事になりますが、

客観的に診てもらいケアしてもらうことでより健康的に保てます。

 

お口の中で違和感や気になることがある方は、歯科医院を受診して診てもらいましょう。

 

 

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