部分入れ歯と総入れ歯の選び方と違いを解説します

姫路市飾磨区の歯科医院、三木歯科です。

入れ歯には大きく分けて部分入れ歯と総入れ歯があります。

この記事では、それぞれの特徴や適した選び方について詳しく解説します。

【　目次　】
1. 部分入れ歯と総入れ歯の違い
1-1 部分入れ歯の特徴
1-2 総入れ歯の特徴
1-3 部分入れ歯と総入れ歯の適用条件

2. 保険適用の入れ歯
2-1 保険適用の部分入れ歯
2-2 保険適用の総入れ歯
2-3 保険適用外の入れ歯との比較

3. 入れ歯の素材について
3-1 ノンクラスプ・デンチャー
3-2 金属床義歯
3-3 レジン床義歯

4. 入れ歯のメンテナンス方法
4-1 入れ歯を清潔に保つ方法
4-2 入れ歯の破損予防
4-3 定期的な検診が必要な理由

5. まとめ

 

部分入れ歯と総入れ歯の違い

部分入れ歯の特徴

部分入れ歯は、部分的に歯がない場合に使用される入れ歯です。

残っている歯にバネのような金属の留め具（クラスプ）を引っ掛けることで、入れ歯を固定します。

部分入れ歯は、自分の歯を残せるため、噛み心地が良く、発音も自然にできます。

また、総入れ歯に比べて見た目が自然で、周りの人に気づかれにくいというメリットもあります。

しかし、クラスプが気になる、歯の磨きにくい部分があるなど、人によっては気になる点もあるかもしれません。

総入れ歯の特徴

総入れ歯は、すべての歯が抜けている場合に使用される入れ歯です。歯茎全体を覆うように装着し、吸着力によって固定します。

総入れ歯は、自分の歯がないため、噛み心地が弱く、発音も少し不自然になることがあります。

また、慣れるまで違和感や痛みを感じる場合もあります。しかし、部分入れ歯に比べて構造がシンプルで、お手入れがしやすいというメリットがあります。

部分入れ歯と総入れ歯の適用条件

部分入れ歯は、残っている歯の状態が良く、噛み合わせが安定している場合に適しています。

一方、総入れ歯は、すべての歯が抜けている場合や、残っている歯の状態が悪く、噛み合わせが不安定な場合に適しています。

どちらの入れ歯が適しているかは、歯の残っている状態、噛み合わせの状態、骨の状態など、さまざまな要因を考慮して、最終的に歯科医師が判断しご提案する形となります。

 

保険適用の入れ歯

保険適用の部分入れ歯

保険が適用される部分入れ歯は、金属製のクラスプを使用し、レジン製の床でできた入れ歯です。保険適用の部分入れ歯は、比較的安価に製作できるため、経済的な負担を抑えられます。

しかし、見た目が少し目立つ、耐久性が低いなどのデメリットもあります。

保険適用の総入れ歯

保険が適用される総入れ歯は、レジン製の床でできた入れ歯です。保険適用の総入れ歯は、安価に製作できるため、経済的な負担を抑えられます。

しかし、見た目が少し目立つ、耐久性が低いなどのデメリットもあります。また、保険適用の総入れ歯は、顎の骨が痩せている場合、安定して装着できないことがあります。

保険適用外の入れ歯との比較

保険適用外の入れ歯は、保険適用の入れ歯に比べて費用が高くなりますが、素材や技術が優れており、見た目が自然で、耐久性も高いのが特徴です。

 

入れ歯の素材について

ノンクラスプ・デンチャー

ノンクラスプ・デンチャーは、金属製のクラスプを使用しない入れ歯です。そのため、見た目が自然で、周りの人に気づかれにくいというメリットがあります。

保険適用外のため、費用が高くなりますが、クラスプがないため、歯の磨きにくい部分もなく、お手入れも簡単です。

金属床義歯

金属床義歯は、床の部分に金属を使用している入れ歯です。金属床義歯は、強度が高く、長期間の使用にも耐えられます。

金属床義歯も保険適用外のため、費用が高くなりますが、薄くて軽いので、装着感が良く、違和感も少ないです。

レジン床義歯

レジン床義歯は、床の部分にレジンを使用している入れ歯です。レジン床義歯は、軽量で装着感が良いのが特徴です。

レジン床義歯も保険適用外のため、費用が高くなりますが、金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。

 

入れ歯のメンテナンス方法

入れ歯を清潔に保つ方法

入れ歯は、毎日、歯ブラシと歯磨き粉を使って丁寧に洗浄する必要があります。また、入れ歯専用の洗浄剤を使用すると、より効果的に汚れを落とすことができます。

入れ歯を洗浄する際は、ブラシの毛先を立てて、優しく磨くようにしましょう。強くこすると、入れ歯が傷ついてしまうことがあります。

入れ歯の破損予防

入れ歯は、落としたり、ぶつけたりすると、破損する可能性があります。そのため、取り扱いには注意が必要です。また、入れ歯は、定期的に歯科医院で点検を受けることが重要です。

定期的な検診が必要な理由

入れ歯は、使用しているうちに、摩耗したり、変形したりすることがあります。また、歯茎の状態も変化するため、入れ歯のフィット感が悪くなることがあります。そのため、定期的に歯科医院で検診を受け、入れ歯の状態をチェックすることが重要です。

入れ歯のお悩みがありましたらまずは当院までご相談ください。

 

まとめ

今回は入れ歯について詳しく解説しました。

入れ歯やインプラントについて何かお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療方法をご提案いたします。

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