小帯異常とは

こんにちは

 

姫路市飾磨区の三木歯科です

 

 

小帯とは

 

頬や唇の内側の粘膜と歯ぐきの間をつなぐ、すじの部分です。

 

小帯異常は成長過程の問題で生じてきます。

 

 

上唇小帯異常とは

 

上唇の正中にあるすじで

 

乳歯が生えてくるときや歯槽骨（歯を支えている骨）の垂直的な発育とともに上方に退縮・移動しますが、

 

その移動が十分ではなく、上唇小帯の付いている場所が歯槽頂部やそれを超えて

 

左右の中切歯（真ん中の前歯）の間を超えて裏側まで入り込んだ状態です。

 

乳歯列期では

 

・哺乳障害

 

・萌出障害

 

・正中離開

 

などを生じてないかを診ていく必要があります。

 

診断として

 

上唇をもって上唇小帯を上に引っ張って

 

歯間乳頭部（前歯と前歯の間の歯ぐき）の貧血状態を確認します。

 

Blanchテストと呼び

 

小帯部に貧血が生じれば外科的処置を考慮しないといけません。

 

 

舌の小帯は

 

舌を上に上げたときにみえるすじのことです。

 

新生児期に舌の先まで付いている舌小帯が

 

成長過程で舌の裏側の後ろの方に移動するのが移動しないことによって生じます。

 

舌小帯異常があると舌を前に出したとき（あっかんべーした時）に

 

舌先がハート状のくぼみを生じるか

 

口を開けた状態で舌を挙上できないなどの症状が認められます。

 

 

小帯異常の処置としては

 

外科的に切除して縫います。

 

 

ただし、子どもに対する処置となりますので

 

歯の生えてくるタイミングや成長具合、治療に対する対応力など様々なことを考慮しないといけません。

 

定期検診などを受けてもらうことで異常に気づくことができます。

 

また歯医者になれておくことで、できる処置が大幅に広がります。

 

何か気になる事があればお気軽にご相談ください。

 

 

 

子どもの歯やお口の悩みを相談出来る歯医者さん

 

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