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歯周病をよく知ろう


歯周病についてどれくらい知っていますか?

ちなみに歯科疾患実態調査※1によると、15歳以上の約76.8% の人が歯周病にかかっており、これを患者数に換算するとなんと 8,500万人以上※2がかかっている計算になります。

※1:厚生労働省 平成23年歯科疾患実態調査
※2:平成28年1月総務省統計局人口推計月報より推計値を算出

「約3人に2人が歯周病にかかっている」 と言われています。

歯周病は、歯周プラーク(歯垢)の中の歯周病菌がハグキに炎症を起こし、周りの組織を破壊していく細菌感染症です。

ハグキからの出血は歯周病菌と白血球の戦いの証です。

出血をそのままにしておくと、歯垢は歯周ポケットの中に潜り込み、どんどんと歯周組織を破壊していき炎症を繰り返します。

歯周病が起こるということは、口の中で常に炎症が続いているということです。

その際、炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り、様々な病気を引き起こしたり悪化させる原因となります。

炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関与しています。

歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。

妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険度が高くなることが指摘されています。

これは口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するのではないかといわれています。

その危険率は実に7倍にものぼるといわれ、タバコやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高い数字なのです。

歯周病を治療する上で重要なことは、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石を除去し、歯周病菌を取り除くことです。

しかし、歯石や歯周ポケットの奥のプラーク(歯垢)は、ご自宅での歯磨きでは除去できないため、歯科医院での専門的クリーニングで隅々まで除去することが必要です。

お口の中に自覚症状がなかったとしても定期的にチェックを受け、お口の中をクリーニングすることで全身の健康を守っていきましょう。