外傷歯について

こんにちは

 

姫路市飾磨区の三木歯科です

 

 

歯のケガである外傷歯は大きく分けると

 

・破折性の外傷

・脱臼性の外傷　の２つに分類されます。

 

 

破折性の外傷は

・エナメル質の亀裂

・エナメル質の破折

・単純歯冠破折（神経がでてないもの）

・複雑歯冠破折（神経がでてしまったもの）

・歯冠－歯根破折

・歯根破折　　　に分けられます。

 

 

脱臼性の外傷は

・振盪

・亜脱臼

・挺出性脱臼

・側方性脱臼

・埋入性脱臼

・脱落　　　に分けられます。

 

 

歯の外傷はその状態によって治療方法が大きく変わります。

 

今回は単純歯冠破折について話しをしていきます。

 

歯の外傷をした場合、まず電話での対応から始まることが多いです。

 

その時に大事になるのが、割れたり、欠けた歯をどのように持ってきてもらうかです。

 

歯の一部が欠けた場合には、水につけて持ってきてもらいます。

 

なるべく、早く来てもらい歯がどうなっているか診ます。

 

単純破折の場合は神経が出ていないので割れ方にもよりますが、まず元の位置にしっかり戻るかを確認します。

 

元の位置にしっかり戻るのを確認出来たら仮止めをして、位置決めをしていきます。

 

その位置でしっかりと接着させて固定します。

 

その後は症状がでないか、外れたりしてないかの経過をみていきます。

 

簡単には書きましたが、歯の破折は意外と多い怪我です。

 

欠けた状態でそのままにしてしまったり、欠けた物を乾燥させてしまったりすると、

 

治療結果に大きく差がでることがあります。

 

なので、転んだりぶつけたりして歯に異常を感じた時は

なるべく早く歯医者さんに連絡をとって、早めに来院して治療を受けることをおすすめします。

 

 

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